2018年12月10日(月)に日本全国同時開催を予定しているインターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバートThe DEMO 50周年記念「IT25・50」シンポジウムの下準備のため、9月19日(水)から渡米し、アラン・ケイやダグ・エンゲルバート協会のクリスティーナ・エンゲルバート(エンゲルバートの娘さん)をはじめ多くの人たちと会ってきました。
アラン・ケイには、3時間以上インタビューさせてもらい、Dynabookコンセプトのモックアップを実際に触らせてもらうなど、素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。
さらに、翌々日には、ご自宅で開催するクラシック・コンサートに招待していただき、SmallTalkを開発したダン・インガルスをはじめたくさんの歴史的著名人と歓談。
こうした高い芸術性・教養・ITが一体となった人々の力で、パーソナルコンピュータという世界を変えるビジョンが生まれたのだ、ということを深く深く実感しました。
クリスティーナ・エンゲルバートは、ダグラス・エンゲルバートが、どうすれば人々が力を合わせてさまざまな問題を解決し、世界をよくしていけるかという観点からITを考え、ITを発明したと明言。「IT25・50」シンポジウムに対して、協力クレジット表記の承諾はもちろん、全面的な協力を約束してくれました。
Googleでは、深層学習を飛躍的に発展させたGANs(敵対的生成ネットワーク)の発明者、イアン・グッドフェローと面談。「IT25・50」シンポジウム開催に向けて、素晴らしいメッセージをいただきました。
ダグラス・エンゲルバート、アラン・ケイからイアン・グッドフェローまで。ITのスタートポイントから最先端まで、この全体像をいかに体系的に理解し、そこから未来を考え、みんなで未来を創造していくにはどうしたらいいか、を考える「IT25・50」シンポジウム。乞うご期待、というか、ぜひ、ひとりひとりが主体的に参加し、一緒に未来を創造していきましょう!
■「IT25・50」シンポジウムとは?